- トップページ >
- 工業製品・部品トレー
工業製品・部品の傷・破損をトレーでしっかりガード!
木型による真空成形で梱包材・トレー・ブリスターをご提供する「株式会社朝日化成」が工業用トレー・部品トレーについてご説明します。工業製品の形状は千差万別。単純なマス形のトレーでは、輸送時に傷や荷崩れが起きる可能性があります。製品形状にあわせたポケット形状の専用トレーは、製品を傷や破損から守ります。
部品工場の生産現場においても、トレーへの部品のセット/出し入れは手間がかかりません。このようにトレーの導入は、トータルの生産コストを下げることにもつながるのです。
機械部品用トレー
機械部品に求められる「精度」「塗装などの仕上がりレベル」が年々高まっています。輸送や出荷時において、わずかでも汚れや傷がついてしまうとクレームの原因となり、返品や交換、ひいてはお客様からの信頼損失につながります。それを防ぐためにも、部品の形状にぴったり合ったトレーを使って、部品一つひとつをしっかりと保定することが必要です。
特殊な形状の製品のトレー設計も、朝日化成にお任せください。専用設計のトレーが製品を安全に保ちます。部品搬送時の傷がつきにくくなり、納入先からのクレームを減らし、業務効率のアップにもつながります。
当社では、オーソドックスなマス型トレーから、部品にぴったり合わせたポケット形状のパーツトレーまでご提案可能です。図面をご用意いただかなくとも、部品をお預かりできれば、ご指定の外寸に合わせて一から設計いたします。お気軽にご相談ください。
制作事例
自動車部品用トレー
1台の車が約3万個の精密部品から構成される自動車。外装品をはじめとして、そのほとんどは輸送時の揺れなどで傷が付くことは許されません。このような状況から、当社でも、金属製の駆動部品など、専用トレーの引き合いが増加しております。
トレーのシート材料には、割れにくく衝撃吸収性のあるポリプロピレン(PP)が多く用いられます。PPは、ゴム質を多く含む軟質系の材料であるため、やや柔らかめの仕上がりになります。この特性から輸送に適しているうえに、耐寒性や耐熱性、耐油性にも優れた素材です。
当社はこれまで積み重ねてきた経験から、部品同士の干渉を防ぐための配置や形状について、様々なノウハウをもっています。これらまで培ってきた独自技術をもとに、お客様のニーズに応えて最適なご提案をいたします。
制作事例
精密部品用パーツトレー
精密部品を収納するトレーも、部品と同じ高いレベルの精度が要求されます。当社は、微小なレンズや半導体部品のトレーにも数多くの実績があります。
当社の得意とする木型真空成形は、独自のCAD/CAMシステムによって、金型とほぼ同じレベルの精度(型公差0.05mm)を実現。精密部品は粉塵や静電気がNGなので、トレーには帯電機能や導電機能を付加した特殊シートを使うのが一般的です。
新製品の場合には、出荷直前に仕様が変わって、形状や梱包物が変わってしまうことがよくあります。型の仕上がりが速い木型真空成形であれば、突然の仕様変更にも柔軟に対応可能です。木型真空成形のトレーを使うことによって、梱包コストはもちろん、無駄な時間も削減できます。