木型真空成形でトレー・ブリスターをご提供する朝日化成が主なシート材料をご説明します。

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主なシート材料

朝日化成でお取り扱いするシート材料

真空成形で作成するトレーなどには、プラスチックのシートを原材料として使用します。様々な色や物性のプラスチックがあり、用途、目的、使用環境に応じて使い分けることができます。

ここでは、木型による真空成形で梱包材・トレー・ブリスターをご提供する「株式会社朝日化成」がシート材料についてご説明します。お客様からご要望があれば、「発泡シート」や「生分解性シート」、「帯電防止などの付加機能を持つシートなどの使用が可能です。(シートによっては材料ロットが発生する事があります。詳しくはお問い合わせ下さい)

主なシート材料の特徴

当社で使用する主なシートの材質は「PS(ポリスチレン)」「PP(ポリプロピレン)」「PET(ポリエチレンテレフタレート)」「PVC(塩化ビニール)」の4種類です。ここでは、それぞれの特徴を説明します。

長所 短所
PS(ポリスチレン) 成形しやすく、製造コストが抑えられる。
硬質で変形しにくい。
温度変化に弱く、冷凍や高温での使用ができない。
比較的割れやすいので、保管時の段積みや運送時に注意が必要となる。
PP(ポリプロピレン) 割れにくく、衝撃に対する吸収性がある。
耐寒・耐熱性がある。
伸びにくく、深さがあるものには適さない。
ゴム質を多く含むため、柔らかめの仕上がりになる。
PET(ポリエチレンテレフタレート) 高い透明性がある。
PSより割れにくく、PPよりも成形しやすい。
PPに比べると耐寒性がなく、冷凍するものには適さない。
PVC(塩化ビニール) 高い透明性がある。
4つの中で、もっとも成形しやすい。
低温で燃やすと、有害物質が発生するので、EUなどでは使用が制限されている。(国内使用には全く問題ありません)

その他の材料や付加機能について

当社では、上の4つの材料以外に、「発泡シート」や「バイオマスプラスチックシート」なども使用しています。発泡シートは納豆や精肉などの容器でおなじみです。緩衝材として適しています。

バイオマスプラスチックは植物由来の成分を含み、カーボンオフセットにより二酸化炭素排出量を削減できます。地球環境のことを考えた、環境対応のシート素材です。当社では、工業用トウモロコシのでん粉から作られた「エコスターチ」などをお取り扱いしています。

また、シート材料に機能を付加することもできます。シートに耐寒性や耐熱性、帯電防止などの機能を付加することで、用途に合ったトレーを作製することが可能です。

たとえば耐寒機能を追加すれば食品の冷凍保存に適したトレーに、耐熱機能を付加すれば電子レンジ加熱などに適したトレーになります。また精密電子部品は、運搬や保管時の静電気・ホコリを嫌うため、帯電防止機能を付加したトレーをご提供いたします。

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