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- 三大エコ素材について
環境問題や石油原料の削減など、世界的な意識が高まる中で、
各材料メーカー様から環境に配慮した素材が生み出されています。
そのなかでも「木型成型の朝日化成」という視点からご案内できる素材をご紹介いたします。
ReseamST(レジームST)とは
- トウモロコシでんぷん配合シート
工場用として栽培された「デントコーン」の
でんぷん(コーンスターチ)約50％＋ポリプロピレンで
植物由来の原料を使用。石油原料の使用削減・CO2排出量の
抑制はもちろん、国内一貫生産により供給面も安心してお使いいただけます。
ReseamSTの特長
- 必要な物性に応じて配合検討が可能基本となるグレードはございますが、求められる物性に可能な限り応えるため、用途に応じた配合を自社技術研究所にて検討いたします。
- 燃焼時のCO2排出量が少ない2013年に実施したLCA※の数値では、汎用PPと比較して約32％の環境負荷を削減すると算出されています。
特に、容器廃棄時の環境負荷はカーボンニュートラルの適用で57％を削減します。(バイオマス配合率60％の場合)
※LCA＝製品のライフサイクルにおける、投入資源、環境負荷およびそれらによる地球や生態系への環境影響を定量的に評価する方法。 ISO14040シリーズとして手順は規格化されている。 - プラスチックの多様な成形方法に対応真空成形(シート成形)をはじめ、ブロー成形、射出成形、インフレーション成形など多様な成形方法に対応しています。
LIMEX(ライメックス)とは
LIMEXは株式会社TBMの登録商標です
- 炭酸カルシウム紙シート
炭酸カルシウム等の無機物を約50％配合することで、 石油系樹脂使用量を削減。
原材料調達～処分(廃棄)までの製品ライフサイクル全体で CO2を含む温室効果ガス排出量も大幅に削減できます。・日本でも自給自足が可能な石灰石が主原料
・マテリアルリサイクルによる資源循環が可能
・世界40ヵ国以上で特許取得
LIMEXの特長
- 環境に配慮した素材LIMEX
Sheet(真空成形グレード)は、ポリプロピレンシートと比較し石油由来プラスチック使用量を削減できます。
食品容器として成形した場合は、原材料調達から処分(焼却)までの製品ライフサイクル全体で、CO₂を含む温室効果ガスも削減することが可能です。 - 形状再現性形状の再現性が高く、汎用プラスチックと遜色なく成形が可能です。また、加工には特殊な設備を必要とせず既存のプラスチック成形機で加工できます。従来品に比べ生産効率が向上し、小ロットからの販売も可能です。
- 深絞り加工にも対応通常、無機物の配合率が多ければ多いほど、加工が難しくなると言われています。
しかし、LIMEX Sheet(真空成形グレード)は飲料カップ等の深絞り加工にも対応しています。 - 食品衛生法に対応370号試験に適合
- 減プラスチック
環境配慮型の素材 - 多種多様な成形方法に対応
- 耐水性・耐熱性・耐油性
機能性も充実
- 耐水
- 耐熱
- 耐油
- 電子レンジ可
ルリナトスとは
- ライスレジンポリプロピレンシートお米(非食用米)を10%配合した国産バイオマスプラスチック「ライスレジン」のシートです。
通常のポリプロピレンと比べて石油資源の使用量を削減。
二酸化炭素の削減にも貢献できます。
ルリナトスの特徴
- 環境に配慮したお米(非常食米)を10％配合(バイオマス率10%)。石油資源の使用量を削減したPPシートです。
- ルリナトスを容器等へご採用いただくことで、二酸化炭素の削減「カーボンニュートラル」に貢献することができます。
- 汎用PPシートと同様の、熱成形性を有しています。
- 配合している「ライスレジン」は、国産のお米(非常食米)が原料なので、ほのかにお米の香りがします。
